大人のadhdで障害年金を望むなら

集中力がなかったり物忘れが激しかったり、adhdと思われるさまざまな厄介な症状に悩む方もいるはずです。もしかすると、それは本当にadhdで、障害年金を受け取れるほどの重症かもしれません。日常生活に不便があるのなら、まずは医療機関を頼って改善を目指し、それでも駄目だったときは障害年金に頼ることを考えましょう。

疑いがあるならadhdの簡易チェックをしよう

自身はadhdかもしれないと考えて、障害年金について調べている最中の方もいるでしょう。もしも、まだ診断をもらっていないのなら、まずは症状のことをきちんと調べて、本当に自身がadhdか確認しましょう。簡単に自分の状態を調べたいのなら、インターネット上で公開されているadhdのチェックリストの利用をおすすめします。

集中力の有無やミスの多さなどを確認するいろいろな項目があって、当てはまるところチェックしていくだけで結果を導き出せるので、気軽に利用してみましょう。もしも、そのチェックリストのほとんどに当てはまるようなら、adhdの可能性が高いので、障害年金をもらえる可能性がでてきます。

もしかすると、asd(いわゆるアスペルガー)かもしれないため、そちらのチェックリストも確認したほうがよいです。ただし、医療機関が作成したものを利用しなければ、正しい結果を得ることはできません。そのため、チェックリストを見つけたら、掲載しているホームページが、ドクターが監修しているものかきちんと確認する必要があります。

ちなみに、すべてが当てはまっていたとしても、普段の生活に支障がないのなら、障害年金を申請できるほど重度だと認めてもらうのは難しいです。基本的にadhdを含む発達障害は、日常生活に困ったことがなければ、無理に治療しなくてもよいといわれています。

そのため、adhdかもしれないと感じていても、普通に日常生活を送れているのなら、障害年金のためにだけに診察を受けるのはおすすめしません。

障害年金への第一歩としてadhdの診断を受けよう

adhdのことを調べると、『まず間違いなく自分はadhdだ』と確信する方もいるはずです。それならば、障害年金をもらえる可能性があるため、医療施設に訪れて、ドクターにきちんと診断してもらいましょう。発達障害だとハッキリしなければ、国の支援を受けることは絶対にできません。

なお、診断を受けられる医療施設は精神科ですが、どこの病院やクリニックでも診てもらえるわけではないのが、大人のadhdの厄介なところです。子供のadhdを診てくれるところは、驚くほど簡単に見つかります。しかし、大人のadhdを診てくれるところは、住んでいるエリアによっては見つかりません。

だからといって、適当な精神科を選んでは、大人のadhdを診られるドクターがいない可能性が高く、正しい診断をしてもらえないです。つまり、本当はadhdなのに、まったく異なった診断がされることもあるのです。

もしも、大人のadhdに対応している精神科がないのなら、近くにある発達障害者支援センターに連絡を取ってみましょう。そちらで相談もできますし、診察ができる精神科を紹介してもらうこともできます。発達障害者支援センターなら全国各地にあるので、まずは電話で相談の予約を取りましょう。

adhdの治療を受けよう

精神科を受診して、adhdだと診断されたのなら、ドクターから提案された治療を受けましょう。現在では、効果がある処方薬がいくつか存在するので、そちらを摂取すれば症状が治まるかもしれません。そのほかにも、行動療法や心理療法などadhdに効果的な方法はいろいろあるため、ドクターの説明を聞き、改善に向けて治療していきましょう。

治療しても効果がなかったときは障害年金に頼ろう

ミスが多く集中力が長続きしなければ、さまざまな仕事に支障をきたします。逆に、細かいことが気になりすぎたり倒れるまで集中できたりするのも、仕事においては不利になります。そのような症状が大人のadhdのせいで起こっていて、精神科の治療でも改善できなかったのなら、日常生活に大きな影響を及ぼしているといえるでしょう。

その影響が大きすぎて、まったく働けない状態にあるのなら、障害年金をもらえる可能性は高いです。手続きしなければ始まらないため、さっそく国に障害年金の申請を行いましょう。

adhdなら専門家に障害年金の申し込みをしてもらおう

目が見えなかったり麻痺があったりすれば、見た目からも苦労があるのは簡単に推測できるため、障害年金をもらうのは難しくありません。しかし、adhdの場合は、見た目はまったく普通ですし、知的ハンディキャップがあるわけではないです。

人との会話や買い物などには問題がないケースも多いので、専門家以外では本当に発達障害があるか確認するのは難しいです。その状態で、障害年金をもらおうとするのですから、簡単に申請が通らないのは理解できるでしょう。

それに加えて、『やらなければいけないことを先送りにする』や『ケアレスミスが多い』などの、adhdの方が持つ症状は障害年金を申請するときにも、大きなデメリットとなります。いつでもできると考えていつの間にか数ヶ月経っていたり、絶対にミスしていけない書類で信じられない誤字脱字をしたり、厄介なadhdの症状がでてしまうと、それだけで申請が難しくなってしまいます。

そのため、adhdで困っているのなら、自分で申請をしようとはせずに、専門家に丸投げしましょう。

難しい手続きを、完璧に行ってくれるため、adhdの方でも問題なく障害年金の申請を行えます。

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障害年金を専門とする弁護士か社労士に依頼しよう

障害年金を代理で申請してくれる専門家は弁護士と社労士です。障害年金の申請を得意とする事務所があるので、地元にあるところ探してみましょう。ただし、障害年金を得意としていても、大人のadhdを得意としているかは別の話なので気をつけなければいけません。

それは見た目や症状でハッキリと困難が分かる障害と、分かりづらいadhdでは、申請の難易度がまったく違うからです。従って、弁護士と社労士を探すのなら、障害年金が得意なのはもちろん、過去に大人のadhdで申請して成功した方を選ぶようにしましょう。

事務所によっては、ほとんどの障害に対応と宣伝するところもありますが、adhdの記載がないのなら初めに聞く必要があります。プロに頼んで失敗したとしても、費用は発生するので、成功率が高い事務所の選定が大切です。